温度の測定を含む熱管理は、工業計測の中でも最も重要な分野です。その主軸となる熱電温度計の感温部として熱電対が使用されますが、温度と起電力の関係が比例関係にあるため、極めて正確な計測が可能で、熱管理に最適なものとして広く使用されています。使用目的に応じ品種を適宜選択・使用すれば、長時間連続使用しても安定計測が可能で、しかも同種のものは互換性がありますので、熱管理のトラブルがありません。使用目的により、熱電対の種類をはじめ、保護管の材質、寸法、形状、さらに端子筺の形状など別途制作しています。

熱電対の保護管中に高純度の絶縁粉末（MgO）が圧縮充填されたもので、極めて細く（直径0.15φ～8φ）、可撓性を有し、感温性、耐振性に優れているので、化学工業、製鉄工業をはじめ広い分野で使用されています。使用目的により、熱電対の種類をはじめ、保護管の材質、寸法、形状、さらに端子筺の形状など別途制作しています。

• ■シース管内に複数のシースを異なる先端位置で固定させることで、1本で温度配分を測定することができます。
• ■外径、対数およびピッチは自由に選べます。

金属導体の電気抵抗が温度によって変化するという特性を利用して温度を測るセンサー素子（一般に抵抗素子といいます）に内部導線を接続し、保護管で覆って端子に接続する構造が最も多く用いられています。
セラミック封入型白金抵抗素子とシースケーブル（マグネシア絶縁材を充填したシース型リード線）を接続し、一体構造にしたものをシース測温抵抗体といいます。一体構造ですので振動に対して強く、応答速度が速く、シース部分は自由に曲げ加工ができますので、狭い場所での取り付けに適しています。

弊社では熱電対の品質を管理するため、校正試験を定期的に行っています。
また、お客様のご要望される温度を有償にて温度検定いたします。

アルミ溶湯用の予熱ヒーターで、制御ボックスも販売しております。

CSセラミックヒーターは、セラミックヒーター（京セラ製）を特殊技術によりステンレス保護管内に内蔵させたヒーターであり、カートリッジヒーター、シースヒーターとセラミックヒーターそれぞれの長所を兼ね備えた、信頼性の高いヒーターです。

径が細く、曲加工が容易です。複雑な形状の場所に取り付けが可能です。

熱板・金型に使用するヒーターで、電気密度の高いヒーターです。熱分布を均一にすることを目的とした粗密巻きタイプ、内部温度がコントロールできる熱電対内蔵タイプもあります。

射出成型機や押出成型機のシリンダー・ノズルなど、円筒状電熱装置の外周からの密着加熱に最適のヒーターです。

表面に遠赤外線放射コーティングを加工したヒーターです。

エレメントがアルミ、真鍮やアルミ青銅に鋳込まれたヒーターで、外的衝撃にも強く、また温度調節器を内蔵することができ、自動的に均一な温度を保つことができます。

耐熱合金チューブに絶縁耐火物（セラミック）にて固定した発熱体を設置し、チューブ表面からの熱放射で処理物を加熱するヒーターです。

柔軟性のある面状発熱体なので、曲面にも簡単に巻き付けることができます。形状が自由に設定できます。

アルミナ・ムライト・窒化ケイ素・炭化ケイ素・マグネシア・ジルコニア・石英など、多品種の規格品を取り揃えております。

セラミックス製品は一般的に高強度・耐摩耗性・耐熱性・耐食性・電気絶縁性などに極めて優れた特性を持っています。これら産業用セラミックス部品の製作・加工を承ります。

高温で試料を加熱するため、各種ルツボをご用意しております。
材質：アルミナ・マグネシア・ジルコニア・石英など